JOC 賭博発覚バドミントン協会に最も軽い「指導」処分決定

[ 2016年4月27日 05:30 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は26日、都内で理事会を開き、男子選手による違法賭博問題があった日本バドミントン協会に対し「指導」処分を行うことを正式に決めた。

 「指導」は加盟団体に対する処分では最も軽いもの。JOCの平岡英介専務理事は「日本スポーツ振興センターの助成金返還なども考えられる中ユース世代を含めた強化の芽を摘むのはどうか」と助成金減額などの処分には至らなかった理由を説明。今後は行動規範の徹底やJOCが行う予定の研修会への参加などを協会に義務づけ報告書の提出を求める。また、選手の順守事項などを細かく定めた国際総合競技大会派遣規定(仮称)を作ることも決定。最初の対象大会は今夏のリオデジャネイロ五輪となる見込みだ。

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2016年4月27日のニュース