錦織ストレート勝ちで3連覇に王手“天敵”相手の連敗止めた

[ 2016年4月23日 21:54 ]

決勝進出を果たした錦織(AP)

 男子テニスのバルセロナ・オープン第6日は23日、バルセロナで行われ、大会3連覇を目指す第2シードの錦織圭(26=日清食品)はシングルス準決勝で世界ランキング22位のブノア・ペア(26=フランス)と対戦。6―3、6―2のストレート勝ちで決勝進出を決め、3連覇へ王手をかけた。

 ペアとはこれまで4回対戦し2勝2敗だが昨年の全米オープン1回戦、楽天ジャパン・オープン準決勝と最近の2試合は苦杯を喫している。第1セットは錦織が第5ゲームをブレーク。第9ゲームはペアがダブルフォールトを連発し、6―3で錦織が第1セットを先取した。

 第2セットは、錦織が鋭いリターンで第2ゲームをブレーク。第3ゲームはこの日初めてブレークされたものの、直後に錦織が再びブレーク。第8ゲームは錦織がセットポイントを迎えてからペアが股抜き、ライン際と好ショットを連発して粘ったが、最後は股抜きショットをミス。錦織がブレークに成功し、“天敵”を下した。

 24日(日本時間25日未明)の決勝では第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。

 ▼錦織圭の話 リターンの調子が良かったおかげで勝てた。相手の第2サーブを攻めて、有利にできた。自分の第1サーブも良かったし、準々決勝よりいいテニスができていた。

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