セルティクス1勝2敗に アイゼイア・トーマス自己最多42得点

[ 2016年4月23日 15:13 ]

自己最多の42得点をマークしたセルティクスのアイゼイア・トーマス(4)

 NBAは22日にプレーオフ1回戦の3試合を行い、東地区5位のセルティクスは地元ボストンで4位ホークスを111―103(前半57―45)で下して1勝2敗。球宴に出場した1メートル75のポイントガード、アイゼイア・トーマス(27)が自己最多の42得点をマークして3戦目で初白星を挙げた。

 セルティクスはすでにキープレーヤーだったセンターのケリー・オリニク(25)とガードのエイブリー・ブラドリー(25)が故障で離脱。しかし第3戦ではトーマスがフィールドゴール(FG)を24本中12本、3点シュートは12本中5本を決めてチームを引っ張った。

 ホークスは第2Q途中で最大20点をリードされながら第3Qを33―22として猛追。第4Q2分31秒でいったん85―84とリードしたが、最後はトーマスを中心としたセルティクスのチームワークに屈する形となった。

 東地区1位のキャバリアーズは敵地デトロイトで8位ピストンズを101―91(前半54―53)で退けて3戦全勝。終盤までもつれる試合となったが、この日26得点を挙げたカイリー・アービング(24)が大詰めで貴重な3点シュートを成功させて逃げ切った。レブロン・ジェームズ(31)は20得点13リバウンド7アシスト、ケビン・ラブ(27)は20点12リバウンドをマーク。プレーオフでのこのカードは通算11連勝となった。

 7年ぶりにプレーオフのホームゲームに臨んだピストンズは先発全員が2ケタ得点を記録したものの惜敗。プレーオフ通算では9連敗を喫した。

 西地区2位のスパーズも敵地メンフィスで7位グリズリーズに96―87(前半44―43)で勝って3連勝。通算9回目のスイープ(4戦全勝)突破に王手をかけた。第3戦では第3Q終了時点で1点を追う展開だったが、カワイ・レナード(24)が32得点4スティール、ラマーカス・オルドリッジ(30)が16得点10リバウンドをマーク。第4Qを26―16で制して勝利を収めた。

 故障者続出のグリズリーズは第2戦まで出場していた新人フォワードのジャレル・マーティン(21)が左足を痛めて欠場。実働10人で試合に臨んで善戦したが、勝負どころの第4Qではリズムをつかめなかった。

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