敏京65で2打差2位の好発進「凄く調子がいい」

[ 2016年4月23日 05:30 ]

第1ラウンド、14番でティーショットを放つ野村敏京

米女子ゴルフツアー・スウィンギングスカート・クラシック第1日

(4月21日 米カリフォルニア州デーリーシティー レークマセドGC=6507ヤード、パー72)
 野村敏京(23=フリー)が8バーディー、1ボギーの65でトップと2打差の2位と好発進した。横峯さくら(30=エプソン)、宮里美香(26=NTTぷらら)、アマチュアの畑岡奈紗(17=茨城・翔洋学園高)はそろって73の59位。上原彩子(32=モスフードサービス)は74の81位で、宮里藍(30=サントリー)は76と振るわず102位と出遅れた。柳簫然(25=韓国)がボギーなしの9バーディーで63をマークし、首位に立った。

 8バーディーを積み重ねた野村は「ショットもパットも凄く調子がいい」と満足げに笑った。フェアウエーを外したのもグリーンを外したのも2度だけで、パット数は27。初勝利を挙げたシーズンは好調が続いている。

 インスタートで11、12番と続けてショットをピンまで1メートルにつけて連続バーディー。「あれで勢いに乗れた」と言う。16番で7メートルのバーディーパットを沈めるなど前半は32。ラフから寄せ切れなかった3番が唯一のボギーで、後半もパー5の2ホールできっちり伸ばすなど安定感十分だった。

 オーストラリアでの今季第3戦で優勝して約2カ月。「どういうショットで勝ったか全部、記憶している。凄く自信ができた」と落ち着いたプレーで上位にたびたび顔を出す。「このゴルフができたら近いうちに勝てる」と2勝目を見据えた。

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2016年4月23日のニュース