真央 現役続行を宣言 平昌へ意欲的「選手として最高の舞台に行きたい」

[ 2016年4月12日 16:21 ]

五輪への思いを口にした浅田真央

 フィギュアスケート女子の浅田真央(25)が12日、都内で行われた「エアウィーヴ」新商品発表会に出席した。復帰からの1年を振り返り、「復帰発表してからボストンの試合まで長かったなと思いましたが、目指すものが明確に見つかったので、今はそれに向かって行くだけ」と現役続行を宣言した。

 リンクを離れていたことについて「良かったり、悪かったり思ったこともあったが、強い覚悟で戻ってきたのでやりきる思いが強い」と語り、「ソチ(五輪)のあとプロスケーターとしてやって行くんだなぁと思っていたのが、休養して“戻ってきたい”と思えたので、大切な1年でした。休養がなかったら復帰はなかった」と語った。

 同商品が進化を続けていることに絡め「私自身も進化したい。1年1年進化してその先に平昌(五輪)という舞台が待っていてくれたら」と意欲的。「オリンピックには2回出ているが、選手としてオリンピックという最高の舞台に行きたい。それが最終目標になると思う。それが正夢になれば」と笑みを浮かべた。

 今後の課題についても「選手として戻ってきたからには結果や順位を求めていかなければならない。ジャンプの技術を高くしていかなきゃいけないな、と思っています」と明かした。そして「フィギュアスケーターとしては、あと数年だと思うので、自分がやりきったと笑顔で終われるような選手生活にしたい」と力を込めていた。

続きを表示

2016年4月12日のニュース