田児20回、桃田5回 違法スロット店でも賭博行為 追加調査で判明とNTT東

[ 2016年4月12日 14:48 ]

8日の会見で謝罪する田児(左)と桃田

 バドミントン男子の桃田賢斗らが違法カジノ店で賭博行為をした問題で、所属先のNTT東日本は12日、2012年ロンドン五輪代表の田児賢一らとともに、違法スロット店でも賭博行為を行っていたことを明らかにした。同社は、8日に2選手が記者会見した後の追加調査で判明したと説明している。田児の解雇を含む懲戒処分を11日に公表した際には、新たな賭博の事実は発表していなかった。

 NTT東日本によると、2選手は違法カジノ店に出入りしていた同時期に違法スロット店にも通い、田児は約20回で約50万円、桃田選手は約5回で十数万円負けた。違法カジノ店に出入りしていた同社所属のほかの6選手のうち5選手も違法スロット店に行っていたという。

 また同社は8日の記者会見で、桃田が違法カジノ店に行った6回全てが、田児と一緒だったと説明していたが、そのうち1回は飲食店の女性従業員に誘われて行ったと訂正した。

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2016年4月12日のニュース