北島康介 200平決勝5位でリオ消滅 5大会連続五輪ならず

[ 2016年4月8日 20:21 ]

北島康介

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第5日は8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、5大会連続の五輪出場を狙った北島康介(33=日本コカ・コーラ)は男子200メートル平泳ぎ決勝に出場し、2分9秒96で5位に終わった。100メートルに続き代表権を獲得できず、5大会連続となる五輪出場を逃した。

 5日の100メートルで五輪出場権を逃した北島にとって、200メートルがリオ出場へのラストチャンスだった。前日7日の準決勝では10位までが2分11秒以内という争いに「レベル高えぇ~」と苦笑いしながらも、この日のレースに向けて「自分らしいレースをしようと思う。祈っていてください」と呼びかけていた。

 小関 也朱篤(24=ミキハウス)が2分8秒14で優勝。2位の渡辺一平(19=早大)とともに派遣標準記録を突破し、それぞれ初の五輪代表切符を獲得した。

 ▼北島の話 わりとすがすがしい。自分らしい攻めのレースができていたのではと思うので、結果はよくないけど、五輪に行きたい気持ちをもう一度持ってやれた。悔しいけれど晴れ晴れしいというか、やり切った感でいっぱいです。

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