フジテレビがパラスポーツ応援企画、１３日から専門番組スタート

パラスポーツ（障害者スポーツ）を応援する大型プロジェクト「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！」が始動（Ｃ）フジテレビ

　フジテレビは８日、パラスポーツ（障害者スポーツ）を応援する大型プロジェクト「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！」を始動すると発表。１３日からスタートするパラスポーツ専門番組「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！～その先の自分（ヒーロー）へ～」（水曜後１０・５４　関東ローカル）でアスリートたちの姿を放送するほか、現在放送中の「スポーツＬＩＦＥ　ＨＥＲＯ’Ｓ」（土曜深夜０・３５、日曜後１１・１５）でもパラスポーツの魅力を発信していく。

　同プロジェクトでは、見る（番組）＋ふれあう（イベント）＋つながる（ＳＮＳ／インターネット）をキーワードにパラスポーツをサポート。パラスポーツ関連の番組のほか、「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！セミナー」と題したイベントでパラアスリートと触れ合う機会を設ける。また「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！ポータルサイト」も開設され、視聴者やファンとパラスポーツをつなげる。

　公式サポーターを務めるのはソウル五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリストの田中ウルヴェ京（４９）と、アテネ、北京、ロンドンと３大会連続パラリンピック出場の実績を持つ射撃の田口亜希（４５）。田中は「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！セミナー」のＭＣを務め、「ＰＡＲＡ☆ＤＯ！ポータルサイト」ではコラムを執筆する。田口は「スポーツＬＩＦＥ　ＨＥＲＯ’Ｓ」に不定期で出演し、パラリンピアンならではの視点でパラスポーツの魅力を語る。

　田中は「パラアスリートの皆さんから教えてもらえることは、我々人間が“共通”に持つ“思考や感情”の使い方の素晴らしさです。目の前の事実がどんなに逆境のように思えても、そこでどう考え、行動するかという“ものの見方”です」とコメント。「さまざまなパラアスリートの皆さんの“生き方”を伺い、その日から誰でもできるメンタルエッセンスをお届けできればと思っています」と意気込んだ。