大きな自己負担…ならば先輩が助けよう 卓球部中心に後援会設立

[ 2016年4月8日 10:18 ]

パラ卓球期待の早大生・岩渕幸洋

 最近は徐々に競技団体などからの支援が増えてはいるが、海外遠征は基本的に全額自己負担がパラスポーツの現状だ。昨年だけで7大会に出場した岩渕を金銭的にバックアップしているのが、早実―早大の卓球部OB・OG組織。その関係者が発起人となり、約80人の有志で結成したのが「岩渕幸洋後援会」だ。

 後援会は14年に活動を開始し、遠征費などをサポート。岩渕は事務局を通じ活動内容などをリポートするなど、ホットな関係を築いている。今年1月30日には都内でリオ大会出場の祝賀会も行われた。本大会の応援団編成は未定だが、事務局関係者によると、今年度中には岩渕のブログなどを含めたHPを立ち上げる予定もあるという。

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2016年4月8日のニュース