渡辺彩香 鬼の居ぬ間に…日本人V狙う「手応えはあります」

[ 2016年4月8日 05:30 ]

 女子ゴルフのスタジオアリス女子オープンは8日、兵庫県三木市の花屋敷GCよかわC(6293ヤード、パー72)で開幕する。7日のプロアマ戦は荒天のため9ホールに短縮。賞金ランク日本人最上位の6位につける渡辺彩香(22=大東建託)は上位5人中3人が欠場するチャンスに優勝を狙う。

 鬼の居ぬ間に…とはこのことだ。渡辺は今季5試合中、3試合で5位以内に入っており賞金ランク6位と好調を維持。とはいえ、上位5人を海外勢に占められているとあって「上に5人もいますからね。まずいっすよね」と危機感を募らせている。今大会は1位テレサ・ルー、2位キム・ハヌル、4位イ・ボミが出場しないため、Tポイントレディースの大江香織以来となる日本人Vへ絶好機。「1試合でも早く優勝したい。手応えはあります」と言い切った。

 グリーン手前に池がある402ヤードの18番第1打で使うために、7Wと同じ長さの5Wを導入。215ヤードから220ヤードの飛距離があり高さが抑えられるといい、「普通の長さの5Wだと飛び過ぎだし、試したらなかなか良かった」とうなづく。最終日の最終ホール、新兵器を携え優勝を決める。

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2016年4月8日のニュース