15歳・池江璃花子 全体3位で準決へ「高校新塗り替えたい」

[ 2016年4月5日 11:38 ]

女子200メートル自由形予選で力強い泳ぎを見せる池江

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は5日に東京辰巳国際水泳場で大会2日目を迎え、午前は男子200メートル自由形など4種目の予選が行われた。

 女子200メートル自由形予選6組を2分0秒65の1位(全体3位)で通過した池江璃花子(15=ルネサンス亀戸)は「昨日の疲れがあり、きつかったがタイムは予想通り。準決勝ではもう少し(速いペースで)行って、高校新を塗り替えたい」と話した。

 4日の初日は午前の100メートルバタフライ予選で高校新記録、午後の同準決勝で日本新記録をマーク。ノリに乗っている新高校1年生だが、2日目の5日が山場と言える。午後には200メートル自由形準決勝と100メートルバタフライ決勝が控えており、しかもレース間隔は1時間に満たない。スタミナの配分が重要となるが、それでも先に迎える200メートル自由形準決勝について「バタフライがあるのでマックスでは行かない」と言いながらも、「高校新記録(1分58秒41)あたりを狙う」と意欲。「どっちかがダメなら2つともダメになるかも知れない」と静かな口調にも固い決意を示した。

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