宮里藍、70で首位キープ「ルーティンに集中できた」

[ 2016年4月2日 11:02 ]

第2ラウンド、11番でバーディーを奪いギャラリーの声援に応える宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第1戦、ANAインスピレーションは1日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCC(パー72)で第2ラウンドが行われ、宮里藍は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算7アンダーの137でレキシー・トンプソン(米国)と並んで首位を守った。

 世界ランキング1位のリディア・コ(ニュージーランド)、田仁智(韓国)ら6人が1打差の3位。日本ツアー賞金女王イ・ボミ(韓国)が66をマークし、通算5アンダーの9位に浮上した。

 71で回った宮里美香は通算2アンダーの25位、上原彩子は72で1アンダーの34位。3位から出た大山志保は77をたたき、69の野村敏京とともに1オーバーの48位に下がった。74とスコアを落とした横峯さくらは5オーバーで予選通過に3打及ばなかった。

 ▼宮里藍の話 午後スタートなのに(前日のように)風があまり吹かずラッキーだった。ボギーが出てもすぐ取り返そうと気負わず、自分のルーティンに集中できた。落ち着いている。

 ▼宮里美香の話 前半からバーディーもボギーもたくさん出てドタバタした感じだった。距離感が合ってきた後半は安定した。バーディーが数多く取れていることを前向きに考えたい。

 ▼野村敏京の話 ショットもパットも良くなった。トップと8打差でまだ2日残っているので、上を目指して頑張り、トップ10には入りたい。

 ▼大山志保の話 ショットは悪くなかったのに、パー3で2度も風を読み違えてスコアを崩した。去年の全米オープンと同じ失敗。成長していないな、とがっくりきた。

 ▼上原彩子の話 今季初めての予選通過でほっとした。パットが入らずなかなかチャンスをものにできなかったが、いい我慢ができた。あと2日、少しでもいいプレーができるように頑張る。

 ▼横峯さくらの話 苦しいラウンドだった。ティーショットは前日より良くなったが、パットを打ちきれなかった。4日間プレーしたかった。(共同)

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2016年4月2日のニュース