ゴールド首位発進！地元で自己新　歴代５位７６・４３点「誇り」

女子ＳＰで首位に立ったグレーシー・ゴールド

フィギュアスケート世界選手権第２日

（3月31日 米マサチューセッツ州ボストン）
　地元米国の応援を一身に受け、フィギュア界屈指の美女・ゴールドが軽やかに舞った。自己ベストを３点以上更新する７６・４３点は世界歴代５位。ＳＰ首位に「自分自身を誇りに思う」と満面に笑みをたたえた。

　優勝候補に挙げられていた２月の四大陸選手権では、まさかの５位。苦しい時期も過ごしたが、シーズン最後の大一番で最高のスタートを切った。米国女子は、０６年のマイズナーを最後に頂点から遠ざかっている。勝負のフリーへ「本当に心を込めて滑りたい」と気合を入れ直した。