白鵬 V一夜明け会見 千秋楽の変化「賜杯を抱きたい気持ちが出た」

[ 2016年3月28日 12:05 ]

36度目の優勝から一夜明け、記者会見で笑顔の横綱白鵬

 大相撲春場所で4場所ぶり36回目の優勝を果たした横綱・白鵬(31=宮城野部屋)が千秋楽から一夜明けた28日、大阪市内のホテルで会見し、あらためて喜びを語った。

 前夜は美酒を心ゆくまで味わったようで「おかげさまで、美味しいお酒が飲めました。顔が腫れてます。ずっとシャンパンばかり飲みました」と赤い顔で照れ笑い。

 千秋楽の日馬富士戦の変化に「最後は自分でも悔しい。2日目から、いい相撲を取っていただけに、ああいう形で、あれで決まるとは思わなかった。賜杯を抱きたい気持ちが出たのかな」と説明した。

 今後の目標に通算1000勝を挙げた。通算勝利数の歴代1位魁皇(1047勝)千代の富士(1045勝)に続く3人目の大台到達を狙う。「あと28勝?順調にいけば名古屋(場所)ですかね。これが今年の目標」と意気込んだ。

 また力士会の会長職を次の夏場所(5月8日初日、両国国技館)前にも横綱・日馬富士に引き継ぐ意向を示した。

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