サンダー5連勝!ウエストブルック3戦連続トリプルダブル

[ 2016年3月23日 17:53 ]

ロケッツ戦で今季15回目のトリプルダブルをマークしたサンダーのウエストブルック

 NBAは22日に各地で4試合を行い、西地区ノースウエストでディビジョン優勝を決めているサンダーは、地元オクラホマシティーでロケッツに111―107(前半55―56)で競り勝って49勝22敗。ラッセル・ウエストブルック(27)が21得点13リバウンド15アシストで3試合連続、今季15回目のトリプルダブルを達成してチームの5連勝に貢献した。

 ウエストブルックのトリプルダブルは通算では34回目。シーズン15回の達成は、88~89年にマジック・ジョンソン(レイカーズ=17回)とマイケル・ジョーダン(ブルズ=15回)がマークして以来、27季ぶりの出来事となった。まだ5試合を残している3月では6回目。これはジョーダンが89年4月にマークした月間最多記録(7)にあと1と迫っている。

 ロケッツはジェームズ・ハーデン(26)が24得点と自己最多の16アシストを稼いだものの惜敗。35勝36敗で西地区全体8位にはいるものの、23日に対戦する9位ジャズ(34勝36敗)とは0・5ゲーム差となった。

 レイカーズは地元ロサンゼルスでグリズリーズを107―100(前半48―47)で退けて15勝55敗。コービー・ブライアント(37)は20得点をマークし、チームの連敗は4でストップした。

 西地区全体5位ながら故障者続出のグリズリーズは41勝31敗。3月は6勝7敗と苦戦が続いている。

 ヒートは敵地ニューオーリンズでペリカンズに113―99(前半59―40)と快勝。センターのハッサン・ホワイトサイド(26)が24得点14リバウンド3ブロックショット、ドウェイン・ウェイド(34)とゴラン・ドラギッチ(29)がそれぞれ23得点を稼いでオフェンスをうまく組み立てた。

 41勝29敗となったヒートは東地区全体の3位に浮上。所属のサウスイーストでは2位ホークスと3位ホーネッツに0・5差をつけて単独のディビジョン首位に立った。

 ペリカンズは26勝44敗。大黒柱のアンソニー・デービス(23)は膝と肩の故障ですでに今季のプレーを断念しており、プレーオフ進出はほぼ絶望となった。

 ホーネッツは敵地ブルックリンでネッツを105―100(前半46―36)で退け、連勝で41勝30敗。前日のスパーズ戦で29得点を挙げたジェレミー・リン(27)が21得点、ニコラス・バトゥーム(27)も23得点をマークして接戦をものにした。ホーネッツは東地区全体では6位ながら、3位ヒートまでの差は0・5ゲーム。残り11試合の成績いかんで、プレーオフでの上位シードの可能性を残している。

 ネッツは19勝51敗。センターのブルック・ロペス(27)が29得点9リバウンドを稼いだものの3連敗を喫した。

 なおこの日、18年のオールスター・ゲームがクリッパーズとレイカーズの本拠地、ステイプルズ・センターで開催されることが決定。同アリーナでの球宴は04年、11年に続いて3回目で、ロサンゼルスでは通算6回目の開催となる。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月23日のニュース