レジェンド葛西“スイッチ・ジャンパー”宣言 大満足W杯総合8位

[ 2016年3月23日 05:30 ]

W杯を終え、帰国した葛西

 W杯で史上最多の500戦出場を果たしたノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(43=土屋ホーム)が“スイッチ・ジャンパー”になる。W杯全日程を終えて代表メンバーとともに成田空港着の航空機で帰国。総合8位の成績に「大満足」と振り返り、「ソチ五輪から自分のジャンプは変わっていない」と語った。

 ジャンプの完成度が高い現状では、加点要素は飛距離よりも着地でのテレマーク姿勢。「ジャッジタワーの位置によって左右を切り替えたい」と飛型点を上げるためのプランを明かした。ジャンプ台の左右どちらに審判がいるかが着地の見えやすさに影響するため、審判が右なら右足、左なら左足を出すことで正しい着地姿勢をアピールする。「左膝に爆弾を持っているので、まずは試しながら」と来季までテストしていくことになりそうだ。

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2016年3月23日のニュース