ウォリアーズ、Tブレイザーズ破りホーム連勝記録47に更新

[ 2016年3月12日 19:20 ]

 NBAは11日に各地で10試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでトレイルブレイザーズを128―112(前半81―61)で退けて58勝6敗。ホームでは今季29戦全勝で、歴代1位となっているホーム連勝記録を47に更新した。

 試合は両軍併せてリーグ新記録となる37本の3点シュートが飛び交うアップテンポな展開。ウォリアーズはクレイ・トンプソン(25)が37得点、ステファン・カリー(27)も34得点をマークし、2人だけで計15本の3点シュートを成功させた。

 西地区全体6位のトレイルブレイザーズは34勝32敗。ウォリアーズを1本上回る19本の3点シュートを決めたが、ダミアン・リラード(25)は17得点に終わった。

 ティンバーウルブスはリッキー・ルビオ(25)が残り0・3秒に3点シュートで決め、サンダーを99―96(前半50―53)で撃破して21勝45敗。敵地オクラホマシティーでの勝利は通算15試合で2度目なった。

 西地区全体3位のサンダーは44勝21敗。ケビン・デュラント(27)が51試合連続20得点以上となる28得点を挙げたがまたしても土壇場で詰めを欠いた。第4Qをリードして迎えながら逆転負けを喫したのは今季11回目。これはリーグ最多となっており、就任1年目のビリー・ドノバン監督(50)の手腕を疑問視する声も出てきた。

 東地区全体3位のセルティクスは地元ボストンでロケッツに98―102(前半43―46)で敗れて39勝27敗。アイゼイア・トーマス(27)が30得点をたたきだして奮闘したが、チームのホーム連勝は14でストップした。

 ロケッツは3連勝を飾って33勝32敗。ジェームズ・ハーデン(26)が32得点、新天地4戦目を迎えたマイケル・ビーズリー(27)が18得点を挙げ、西地区全体の順位を8位から7位にアップさせた。

 76ersは地元フィラデルフィアでネッツを95―89(前半53―45)で退けて9勝56敗。2月6日のこのカード以来となる白星を挙げて連敗を13でくい止めた。ただし第3Qにロバート・コビントン(25)とジェラミー・グラント(22)がリング下で衝突して両者ともプレー続行不能となるハプニング。首を痛めたコビントンはただちに病院に搬送された。さらにここまで平均17・5得点をマークしていた新人センターのジャーリル・オカフォー(20)は右膝の手術を受けるために今季の出場は絶望。故障者続出でチームの前途は多難となった。

 ネッツは18勝47敗。ブルック・ロペス(27)が24得点、サディアス・ヤング(27)が21得点9リバウンドを稼いだものの3連敗を喫した。

 <その他の結果>

ホーネッツ(36勝28敗)118―103ピストンズ(33勝32敗)、ヒート(38勝27敗)118―96ブルズ(32勝32敗)、グリズリーズ(39勝26敗)121―114(延長)ペリカンズ(24勝40敗)、ジャズ(30勝35敗)114―93ウィザーズ(30勝34敗)、マジック(28勝36敗)107―100キングス(25勝39敗)、クリッパーズ(42勝22敗)101―94ニックス(27勝40敗)

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2016年3月12日のニュース