琴奨菊、綱獲りへ平常心「いつもと一緒にすることが大事」

[ 2016年3月12日 11:34 ]

大相撲春場所を控え、土俵祭りに臨む大関琴奨菊

 大相撲春場所の初日を翌日に控えた12日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で土俵祭りが行われ、初の綱とりに挑む大関琴奨菊ら三役以上の力士や、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らが出席し、15日間の安全を祈願した。

 先場所の初優勝以降、注目を浴び続ける琴奨菊は「ここに向けて頑張ってきた。しっかり結果が出るように持っていくだけ」と活躍を期した。8日に右かかとを痛めてからは稽古量が減ったが「自信を持って土俵に上がること。できることを一生懸命やる」と不安を振り払うように言った。

 綱とり場所を前にしても「いつもと一緒にすることが大事」と平常心を強調する。やり残したことはないかと問われると「何かある?」と報道陣に聞き返し、余裕の笑みを浮かべていた。

続きを表示

2016年3月12日のニュース