シャラポワ FBでファンの支持に感謝「笑顔になれた」「励みになる」

[ 2016年3月10日 12:39 ]

マリア・シャラポワ (AP)

 1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物の「メルドニウム」に陽性反応が出たことを告白した女子テニスの元世界ランキング1位で、4大大会で通算5勝のマリア・シャラポワ(28=ロシア)が9日、自身のフェイスブックを更新。過ちを犯しながらも、なお応援し続けてくれるファンへ感謝のメッセージを送った。

 衝撃の告白後、ファンの中には「マリアをプレーさせろ」「私はシャラポワの味方」などのツイッターのハッシュタグを作るなどして支持する姿勢を見せる者もいたが、シャラポワはこうしたネット上での反応に感激した様子。「そうした言葉が私を笑顔にさせていることを知ってほしい。(電子メールの)受信箱は愛と思いやりでいっぱいだった。再びプレーする機会を得たい。皆さんのメッセージが大きな励みになる。感謝以外の言葉が見つからない。本当にありがとう」と感謝し、現役続行に意欲を示した。

 シャラポアは7日、米ロサンゼルスで会見。1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物の「メルドニウム」に陽性反応が出たことを明らかにした。

 この薬物は不整脈などの治療に用いられるが、競技力向上の効果もあるため、今年から世界反ドーピング機関(WADA)により禁止薬物に指定されていた。メルドニウムの資格停止期間は原則4年、意図的でないと認められても2年は試合に出られない可能性がある。

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2016年3月10日のニュース