スパーズ ホーム通算39連勝、主力3人欠くもレナード25得点

[ 2016年3月6日 16:55 ]

25得点をマークしたスパーズのレナード(AP)

 NBAは5日に各地で8試合を行い、西地区全体2位のスパーズは地元サンアントニオでキングスを104―94(前半57―54)で退け、8連勝で53勝9敗。ホームでは今季30戦全勝で、昨季から通算では39連勝(歴代4位)を飾った。

 この日はティム・ダンカン(39)とダニー・グリーン(28)が休養。さらにラマーカス・オルドリッジ(30)が偏頭痛で欠場して先発3人を欠く布陣となったが、カワイ・レナード(24)が25得点13リバウンドを稼いでその穴を埋めた。ベテランのマヌー・ジノビリ(38)は13試合ぶりに戦列に復帰。15分の出場ながら22得点をマークして存在感を示した。

 現在ウォリアーズがブルズと並ぶ歴代1位のホーム44連勝を記録しているが、スパーズもサンアントニオでは抜群の強さを発揮。10日からのホーム5連戦はブルズ→サンダー→クリッパーズ→トレイルブレイザーズ→ウォリアーズといずれも勝率5割以上のチームと対戦するが、19日のウォリアーズ戦は今季の優勝を占う“天王山”として注目を集めそうだ。

 キングスは25勝36敗。ディマーカス・カズンズ(25)が31得点9リバウンドをマークしたが、ここ6戦で5敗目を喫した。

 東地区全体首位のキャバリアーズは地元クリーブランドでセルティクスを120―103(前半55―54)で下し、3連勝で44勝17敗。28得点のレブロン・ジェームズ(31)は2ケタ得点を700試合連続(歴代1位はブルズ・ジョーダンの866試合)で記録し、通算得点はスパーズのティム・ダンカン(39)を12得点上回って歴代14位(2万6378)に浮上した。

 東地区全体3位のセルティスは38勝26敗。アイゼイア・トーマス(27)が27得点を稼いだものの連勝は5でストップした。

 ブルズは地元シカゴでロケッツに108―100(前半55―43)で勝って31勝30敗。連敗を4で阻止し、この日ニックスに敗れたピストンズを抜いて東地区全体8位に再浮上した。膝を痛めていたジミー・バトラー(26)は11試合ぶりに復帰して24得点。パウ・ガソル(35)は28得点17リバウンド、デリック・ローズ(27)は17得点9アシストをマークした。

 ロケッツは30勝32敗。ジェームズ・ハーデン(26)は36得点を稼いだが白星にはつながらず、ここ4戦で3敗目となった。

 <その他の結果>ニックス(26勝38敗)102―89ピストンズ(31勝31敗)、ペイサーズ(33勝30敗)100―99ウィザーズ(30勝32敗)、ジャズ(29勝33敗)106―94ペリカンズ(23勝38敗)、ティンバーウルブス(20勝43敗)132―118ネッツ(18勝45敗)、ホークス(35勝28敗)107―97クリッパーズ(40勝21敗) 

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