【佳純’s Diary】機内でミステリーに熱中…ぐっすり安眠

[ 2016年3月2日 08:36 ]

女子1次リーグのタイ戦で、勝利を決めた3番手の浜本由惟(右下)を迎える(左から)若宮三紗子、石川佳純、福原愛、伊藤美誠

卓球世界選手権

(3月1日 マレーシア・クアラルンプール)
 近頃の石川の旅のお供は小説で決まりだ。飛行機での移動中やホテルでくつろいでいる時に、バッグに入れた本に手を伸ばす。空いた時間を埋めるだけでなく、真剣勝負の張り詰めた緊張をほどいてくれる貴重な存在だ。

 「だいたい出発の空港にある本屋さんで買っています。空いた時間はしっかり休んで準備をしています。ほかにできることは、読書くらいしかありませんよね。ここまで読むと決めて、すっと寝る感じです」

 心に残っている作品は誉田哲也氏の「ストロベリーナイト」、湊かなえ氏の「告白」。東野圭吾氏も好きな作家の一人。お気に入りはミステリー。「どんどん読めるところがいいですね」。時間を忘れて夢中になれるところが、ハマっている理由だ。

 前日は難敵・北朝鮮に完勝し、B組1位通過へ前進した。1位シードを得ればメダル獲得にグンと近づく。目指すは前回東京大会の銀超え。小説では描けないサクセスストーリーを完成させる。

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2016年3月2日のニュース