遠藤 本格稽古始動 笑顔で「新しいスタートのつもり」

[ 2016年3月2日 05:30 ]

若い衆と稽古する遠藤(左)

 大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、十両に陥落した遠藤(25)が大阪府堺市の追手風部屋で本格的な稽古を開始した。

 三段目以下の若い衆を相手に、鋭い踏み込み、一気の寄り、激しい突き押しなど丁寧に動きを確認。計15番取って全勝した。痛めていた右足首や左膝にテーピングはなく「(感触は)まあまあ。しっかり休んで治したのでよかったと思います」と手応えは上々だ。ケガに苦しんで途中休場した先場所は険しい表情の日々が続いたが、この日は時折笑顔ものぞかせた。

 週明けに関取衆との稽古でテストして、出場の可否を最終判断する。十両の土俵は13年名古屋場所以来となるが「新しいスタートのつもりで頑張ります」と心を新たに再出発を誓った。

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2016年3月2日のニュース