美誠 フルゲームの接戦制しホッ「最後まで気が抜けなかった」

[ 2016年3月1日 21:00 ]

フルゲームの末、白星を挙げた伊藤美誠(AP)

卓球・世界選手権団体戦第3日 女子1次リーグB組 日本3―0タイ

(3月1日 マレーシア・クアラルンプール)
 開幕3連勝でタイ戦を迎えた日本女子。45年ぶりの優勝へ向けグループを1位通過するためにも、格下を相手に取りこぼし許されなかった。

 福原が1番手としてしっかりと流れを作った。第3ゲームは落としたものの、終始落ち着いたプレーで相手を圧倒した。「最後は勝ち切れてよかった」と笑顔。それでも、その失ったゲームを振り返り「リードしていたのに逆転を許してしまった。勝ち急いだかもしれません」と反省を忘れることはなかった。

 フルゲームをものにし安どの表情を浮かべたのが2番手の伊藤だった。試合終了直後は「うれしい気持ちとホッとした気持ちがあります」と正直な気持ちを吐露。フィジカルの強い初対戦の相手に苦戦し「最後まで気が抜けなかった」と振り返った。3番手として登場した17歳の浜本は、ジュニア時代から活躍するな相手に対し3-1と快勝。福原、石川ら先輩たちからのハイタッチの祝福に笑顔を見せた。

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