元日本代表主将・広瀬が引退会見「最高のラグビー人生送れた」

[ 2016年3月1日 17:35 ]

 ラグビーの元日本代表主将のバックス広瀬俊朗(34)=東芝=が1日、東京都内で引退記者会見を開き、「日本ラグビーを変えたい、日本代表を憧れの存在にしたいと思っていたことを成し遂げた。未練はない。最高のラグビー人生を送れた」と晴れやかな表情で語った。

 日本代表28キャップで、2012年から2季主将を務め、13年には日本をウェールズ戦初勝利に導いた。歴史的3勝をマークした昨年のワールドカップ(W杯)でも代表入りし、出場はなかったがまとめ役としてチームを支えた。「南アフリカに勝った時は夢じゃないかと思った」と心に残ったシーンを振り返った。

 今後は現時点で未定だが、まずは選手会の発足に尽力するという。「次の人生も楽しみたい。(日本で開催される)19年W杯にも何らかの形で携わりたい」と意欲を示した。

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2016年3月1日のニュース