名古屋エントリー福士動向を陸連は「静かに見ていく」

[ 2016年2月28日 05:30 ]

 日本陸連の尾県貢専務理事は都内で取材に応じ、リオ五輪の女子マラソン代表入りが確実視されながら最終選考会の名古屋ウィメンズ(3月13日)にエントリーした福士加代子(ワコール)の動向について「静かに見ていきたい」と静観する姿勢を示した。

 今後、ワコール側と協議する予定はないという。麻場一徳強化委員長が出場回避を要望した21日の発言に、尾県氏は「彼だけがそう言っているわけではない」と述べ、日本陸連としての見解であることを明確にした。大阪の結果を踏まえ「彼女の力は抜きんでている」との認識も示した。

続きを表示

2016年2月28日のニュース