松山 股関節痛で棄権「これ以上悪化すると歩けない」

[ 2016年2月28日 05:30 ]

股関節痛で引き揚げる松山

米男子ゴルフツアー ホンダ・クラシック第2日

(2月26日 米フロリダ州パームビーチガーデンズ PGAナショナル=7140ヤード、パー70)
 3週前のフェニックス・オープンで米ツアー2勝目を挙げた松山英樹(24=LEXUS)は股関節の痛みのためスタート前に棄権した。71だった岩田寛(35=フリー)は通算6オーバーの93位で2戦連続の予選落ちとなった。連日の66をマークしたリッキー・ファウラー(27=米国)が通算8アンダーで首位に立った。

 アイアンショットの練習中に股関節を気にしていた松山はスタート前に棄権した。理由は右股関節の痛み。「バンカーや、腰を落としてスイングするときに痛い。無理をすればできるが、それは嫌。無理をして(左手)親指を痛めた経験もある」。13年に左手親指を痛めて長く苦しんだ経験もあるため大事を取った。

 優勝したフェニックス・オープンで腰を痛めたという。「治しながらやっていた先週に風邪をひいて移動してきて体のどこかに負担がかかっている。1週間かばっていたのがこの結果かな」。歩行など生活に支障はないが「これ以上悪化するとたぶん歩けないところまでいく。ゴルフをする体ではない」とも話した。

 2年前のこの大会も初日に左手首をひねり第2日スタート前に棄権。3月3日開幕の世界選手権シリーズ・キャデラック選手権での復帰に意欲を見せたが、長引けばマスターズ(4月7日開幕)に向けても不安が残る。

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2016年2月28日のニュース