渡部剛15位、渡部暁は欠場 W杯複合個人第16戦

[ 2016年2月28日 00:12 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は27日、イタリアのバルディフィエメで個人第16戦が行われ、日本勢は渡部剛弘(明大)の15位が最高だった。前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で127・5メートルの132・1点で3位につけたが、後半距離(10キロ)は粘りきれず1桁順位を逃した。個人総合2位の渡部暁斗(北野建設)は体調不良のため欠場した。

 ベルンハルト・グルーバー(オーストリア)が今季初勝利、通算6勝目を挙げた。永井秀昭(岐阜日野自動車)は18位、渡部善斗(北野建設)は21位、清水亜久里(ユーグレナ)は29位だった。

 ▼渡部剛弘の話 (後半距離は)苦しいレースだった。集団に入ってついていこうと思ったが、離されてしまった。もっと走力をつけないと上位で勝負できない。

 ▼永井秀昭の話 スキーが滑ってくれて体も動いた。難しいコンディションでうまく走れた。ジャンプが良くなれば十分に戦える自信がついた。

 ▼渡部善斗の話 (後半距離は)狙ったレース展開にならなかった。自分のペースをうまくキープできず、体力を使ってしまった。課題が明確になった。(共同)

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2016年2月28日のニュース