ケニア、ドーピング問題で刑事罰適用の新法案提出へ

[ 2016年2月24日 23:46 ]

 ケニアのアレロ・スポーツ・文化・芸術相は24日、ドーピング違反や汚職疑惑が相次ぐ国内の問題を踏まえ、来週に刑事罰を適用する反ドーピングの新法案を国会に提出する方針を明らかにした。AP通信が報じた。

 世界反ドーピング機関(WADA)から国内の反ドーピング態勢でロシアと同様の「不適格組織」と認定されるのを避けるのが目的。「監視リスト」に提示されているケニアは4月5日までにWADAの統一コードに従った改善策を提出するように期限を設定された。

 この件に関して、国際陸連は条件をクリアできなかった場合、ケニアの陸上選手に8月のリオデジャネイロ五輪への出場禁止処分を科す可能性があるとしている。(共同)

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