葛西だ!竹内だ!日本逆転3位 オーストリアに競り勝ち連続表彰台

[ 2016年2月24日 05:30 ]

3位に入った(左から)竹内、作山、伊東、葛西

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子

(2月22日 フィンランド・クオピオ)
 団体第5戦(HS127メートル、K点120メートル)が行われ、竹内択、作山憲斗(ともに北野建設)伊東大貴(雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)の日本は合計935・4点で3位となり、2戦続けて表彰台に立った。日本は1回目5位。2回目は竹内が132・5メートルで順位を上げ、エースの葛西も125メートルを飛んでオーストリアとの3位争いを制した。ノルウェーが優勝、ドイツが2位だった。

 日本は1回目の5位から浮上。激戦の3位争いを制した4人は満面に笑みを浮かべ肩を組んで喜び合った。好飛躍を見せた竹内は「うちは、なかなかいいチームだと思う」と団結力を強調した。1番手の中で、1回目は122・5メートルで3位。2回目はさらに10メートル伸ばしてトップの得点を出し、順位を2つ上げた。

 4番手の葛西の踏ん張りも光った。3位で迎えた2回目。「4、5位という定位置は嫌」と奮起。K点を5メートル越えて表彰台を決めた。助走路の滑りは良い感覚が戻りつつあり、条件が合えば「いいところにいける」と今後の個人戦へ力強い言葉が出た。

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2016年2月24日のニュース