野村氏、柔道界に“魂”授ける 井上監督が要請4月に講話企画

[ 2016年2月24日 05:30 ]

アドバイザリー契約を結んだ野村氏と握手をかわすフラグスポート・山根社長(左)

 昨年8月に現役を引退した柔道男子60キロ級五輪3連覇の野村忠宏氏(41)がリオデジャネイロ五輪での日本復活へ協力を約束した。

 都内で寝具メーカー「マニフレックス」のアドバイザー就任会見に出席した野村氏は「(井上)康生(全日本男子)監督から“先輩の経験をぜひ伝えてほしい”という話があるので、協力したい」と話し、4月の五輪代表決定後に選手への講話を行う考えを明らかにした。

 また、現在はタレントとして活躍中の篠原信一・前全日本男子監督と全国の少年柔道家を指導する将来像も示唆。8月のリオ五輪も現地で観戦する予定の“レジェンド”は天理大の後輩で73キロ級現役世界王者の大野将平(24=旭化成)について「久々に柔道を見て鳥肌が立った選手」と金メダルに太鼓判も押した。

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2016年2月24日のニュース