琴奨菊 なでしこと“共闘”綱獲りと五輪切符で日本沸かす

[ 2016年2月23日 05:30 ]

 大相撲の春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱獲りを狙う大関・琴奨菊が、なでしこジャパンとともに日本列島を盛り上げることを誓った。なでしこは29日から3月9日までリオデジャネイロ五輪アジア最終予選に臨むが、決戦の地は偶然にも同じ大阪。自身も29日に番付発表を控えるだけに、この日の朝稽古後に「一緒に盛り上げていければね」と、なでしこの五輪出場権獲得に続くことを約束した。

 佐々木則夫監督は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)と同じ山形県尾花沢市出身で大関とも親交がある。以前、監督から「目標を持たないとダメだ」とアドバイスをもらったことを明かした上で「いい夢を見た後は現実を見て頑張らないといけない」と11年W杯で優勝した後のなでしこと現在の心境を重ねていた。

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2016年2月23日のニュース