宮原 初の70点越えに笑顔「SPの目標は達成できた」

[ 2016年2月18日 21:23 ]

SPで首位発進した宮原知子(AP)

フィギュアスケート四大陸選手権・女子SP

(2月18日 台北)
 宮原知子(17=関大高)が、初のシニア主要国際大会金メダルに向けて、72・48点を出し貫禄の首位発進をした。

 冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを決めると、フラメンコを情熱的に演じ、ステップ、スピンの動き一つ一つに貫禄さえ感じられる演技を展開。昨年11月のNHK杯で記録した69・53点を上回る高得点をマーク。日本選手では浅田真央(25=中京大)、鈴木明子さん(30)に続く3人目の70点台をマークし「国際大会で70点を出すことができたので、とりあえずSPの目標は達成できた」と笑顔を見せた。

 宮原は今大会は2大会連続2位、15年の世界選手権、GPファイナルでも2位と“シルバーコレクター”とも言われている。だが、今大会は「準優勝が多いので優勝を目指して頑張りたい」と決意を見せて臨んでいる。今大会を制し、3月の世界選手権へ――20日のフリーへ真っすぐ前を見つめていた。

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