サンウルブズ 量より質!脱エディー流でチーム総仕上げ

[ 2016年2月17日 05:30 ]

サンウルブズの沖縄合宿2日目、午後の全体練習でラックからのボールを投げるSH日和佐(左端)

 脱エディー流でチームの総仕上げを図る。世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に日本から参入するサンウルブズは16日、沖縄合宿2日目を迎えた。

 この日は午前と午後の2部練習。22日まで続く同合宿は、基本的に2部練習が続く見込みだが、昨年のW杯日本代表メンバーのSH日和佐は「開幕戦(27日)まで時間がないこの時期に、ケガをしたら意味がない。量よりも質を高めている」と話した。

 エディー・ジョーンズ氏が指揮した昨年まで4年間の日本代表は、世界一の練習量をこなしてW杯で3勝の結果を残した。特にW杯本番の昨年は、早朝5時30分からの4部練習は当たり前。一つのセッションでも足を止める時間がないほど動き続け、練習後はどの選手もヘロヘロになるほど追い込まれた。一方のサンウルブズは開幕まで4週間を切った今月3日に初集合し、8日に初練習。短期間でチームを仕上げるために戦術確認などに多くの時間を割くため、息が上がるほどの練習はこなせていない。それでも最年長37歳のロック大野は「一人一人の選手のレベルが高いので、日に日に練習の質は高まっている」とキッパリ。開幕まで残り11日、短期集中でチームを完成させる。

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2016年2月17日のニュース