錦織「しのいで」4強進出 世界93位に90分完勝ストレート勝ち

[ 2016年2月13日 12:20 ]

4強に進出した錦織圭(AP)

 男子テニスのメンフィス・オープン第5日は12日(日本時間13日)、米テネシー州で行われ、大会4連覇を狙う世界ランキング7位で第1シードの錦織圭(26=日清食品)が男子シングルス準々決勝に登場。同93位のミハイル・ククシュキン(28=カザフスタン)に6―2、6―4でストレート勝ちし、4年連続のベスト4進出を決めた。一度もブレークを許さない完勝だった。

 第1セットは錦織が格下のククシュキンを圧倒。第1ゲームのブレークチャンスこそ逃したが、第3ゲームをあっさりとブレーク。第7ゲームでもブレークを奪い、続くサービスゲームをしっかりとキープして6―2で第1ゲームを先取した。

 第2セットはククシュキンが粘りを見せ、第8ゲームまで互いにキープを続ける展開となった。だが、4―4で迎えた第9ゲームでついに錦織がブレーク。このセットを6―4で制し、2戦連続のストレート勝ちを決めた。。

 10日の2回戦同様、自身のサービスゲームを確実にものにして勝利を収めた錦織。準決勝では、準々決勝で西岡良仁(20=ヨネックス)を下した世界ランキング59位のサム・クエリー(28=アメリカ)と対戦する。

 ▼錦織圭の話 2セットで勝てて良かった。第2セットは苦しんだが、サービスゲームに集中した。きょうはサーブが良かったので、しのげた部分があった。

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