ニックス フィッシャー監督解任 かつての名選手も成績不振で…

[ 2016年2月9日 12:25 ]

解任されたニックスのデレク・フィッシャー監督(AP)

 NBAニックスのフィル・ジャクソン球団社長(70)は8日、2季目を迎えていたデレク・フィッシャー監督(41)を解任したことを発表。カート・ランビス・アシスタントコーチ(57)がシーズン終了まで監督代行として指揮を執ることになった。

 フィッシャー監督はレイカーズ時代、当時レ軍の監督だったジャクソン氏の下でファイナル5度の制覇に貢献し、14年6月にニックスの監督に就任。しかしコーチ歴がないままに監督となった昨季は17勝65敗と低迷していた。今季も23勝31敗と勝ち星は伸びず、東地区全体の12位。現在も5連敗中と不振を極めており、ジャクソン社長は「チームの方向性を変える時期だと判断した」と解任の理由を語った。

 ランビス監督代行も現役時代はレイカーズでプレー。ティンバーウルブスで監督歴があるが、通算成績は56勝145敗だった。

 なお来季の監督候補には元ブルズの監督だった、トム・ティボドー氏(58)、ウォリアーズを率いていたマーク・ジャクソン氏(50)、さらにジャクソン氏がレイカーズ時代に選手として在籍していたウォリアーズのルーク・ウォルトン・アシスタントコーチ(35)らの名前が挙がっている。

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2016年2月9日のニュース