マーション・リンチ、ツイッターで引退示唆 スパイク吊る画像を投稿

[ 2016年2月8日 14:15 ]

シーホークスのRBマーション・リンチ (AP)

 NFLシーホークスのエースRBマーション・リンチ(29)が8日、自身のツイッターに現役引退を示唆する写真を投稿した。

 写真はスパイクが吊るされたもので、投稿にコメントはなく、Vサインのマークが示されていた。「スパイクを吊るす」というのは「引退をする」という意味で使われる表現。リンチは友人に対して現役から身を引くと口にしていたとも伝えられており、シーホークスのGMも同選手がその方向へ傾きつつあることを認めている。

 チームメートのCBリチャード・シャーマン(27)も自身のツイッターで「リンチに敬意を表したい。ともにプレーできたことは光栄だった」とメッセージを送るなど、どうやら本当にこのままスパイクを吊ることになりそうだ。

 リンチは2007年のドラフトでビルズから1巡目(全体12位)で指名。入団から2年連続で1000ヤードラッシュを記録する活躍を見せたが、その後は自身の不祥事もあり、数字は下降線。10年シーズン中のトレードでシーホークスへ移籍したことが転機となり、移籍2年目から昨季まで4年連続で1000ヤードラッシュを記録。その期間中に12年には1590ヤード、14年には13TDと2つの項目でキャリアハイをマークした。

 しかし、今季はスポーツヘルニアの治療に関連する腹部手術を受けた影響もあり、欠場することが多く、7試合の出場で417ヤード、3TDという数字にとどまった。NFL通算9年間ではこれまで127試合に出場して9112ヤード、74TDを記録。オールスター戦のプロボウルには4回に選出され、一昨年の第48回スーパーボウルで優勝も経験している。

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