日本団体 今季初表彰台!全員が安定 葛西「レベル上がった」

[ 2016年2月8日 05:30 ]

W杯ジャンプ団体第4戦で3位となり、表彰台で笑顔の(左から)竹内択、作山憲斗、伊東大貴、葛西紀明(AP)

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は6日、ノルウェー・オスロで団体第4戦(HS134メートル、K点120メートル)が行われ、竹内択、作山憲斗(ともに北野建設)伊東大貴(雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)で臨んだ日本は合計927・2点で3位となった。団体の日本の表彰台は昨年3月以来で今季初。スロベニアが977・7点で優勝、ノルウェーが2位に入った。

 日本は4人全員が安定した飛躍で今季初の表彰台に上がった。4番手を務めた葛西は「みんな強い中で3位は本当に素晴らしい成績。いい流れだった」と誇らしげだった。濃霧で視界が遮られる中、1番手の竹内が125メートルを飛んで流れをつくり、1回目は3位。2回目は3番手の伊東がK点を5メートル超えて、3位争いのドイツとの差を広げた。2年後の平昌(ピョンチャン)五輪では2大会連続メダルを目指す。葛西は「日本のレベルが上がってきた証拠」と大きなミスがなかった内容を喜んだ。

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2016年2月8日のニュース