松山 粘って「68」3打差2位!“脱・ピンチ率”100%

[ 2016年2月8日 05:30 ]

第3ラウンド、6番でアプローチショットを放つ松山英樹。通算10アンダーで2位に浮上した

米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン第3日

(2月6日 米アリゾナ州スコッツデール TPCスコッツデール=7266ヤード、パー71)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、4位で第3ラウンドに臨んだ松山英樹(23=LEXUS)は5バーディー、2ボギーの68と伸ばし、通算10アンダーの203で首位と3打差の2位と逆転優勝が狙える位置に浮上した。67をマークしたダニー・リー(25=ニュージーランド)が通算13アンダーで単独トップに立ち、リッキー・ファウラー(27=米国)が松山とともに2位につけている。

 過去2回の優勝争いを繰り広げた得意舞台で松山が再び頂点を目指せる位置につけた。首位と3打差に「この位置での最終日は悪くない」と納得の口調だった。

 1番は9メートルをねじ込んで幸先良くバーディーを奪ったが、3番パー5は2オンに成功しながらも3パットのパー。7番でピン手前18メートルから3パットのボギーを叩くと12番でもピン上2メートルから1メートル以上オーバーし、返しもカップに蹴られた。チャンスから3パットのボギーで「凄く痛かった」と悔しい表情。第1ラウンドは27パット、第2ラウンドは26パットと好調だったグリーン上だが、この日は34パットと苦戦した。

 だが、14番で悪い流れを一掃した。グリーン右カラーからSWでの第3打は吸い込まれるようにカップに入った。今季の松山のカラーからのスクランブル率(パーオンを逃したホールでパーかそれ以上のスコアでホールアウトする確率)は100%。第2ラウンドまでボギーが続いたホールでチップインバーディーを奪うと、グリーンを取り囲んだ観衆の興奮は最高潮に達した。この日は20万1003人の観衆が詰めかけ、大会の土曜日における過去最高動員数を記録。松山は大歓声に笑みを浮かべ、ボールをギャラリーに投げ込んだ。15番パー5も4Iで2オンさせてバーディーとし、巻き返した。

 14年は4位、昨年は2位と過去2回はいずれもトップ5入り。今大会では2年連続、自身4度目の最終日最終組は25歳のリー、27歳のファウラーと同じ若手で仲の良いライバルたちと回る。フェアウエーキープ率は42・86%だったが、パーオン率は88・89%とアイアンショットは上り調子だけに期待も高まる。「本当に楽しみ。パットが入らなくても、ショットが(いい位置に)つかなくても粘り強くできれば」。米ツアー2勝目が近づいている。

 【松山の米ツアーでの最終日最終組】

 ☆14年クラウンプラザ招待 自身を含め首位4人の混戦でスタート。だが、ショット、パットともに狂いが生じてスコアを伸ばせず、3打差の10位に終わった。

 ☆15年現代自動車チャンピオンズ大会 首位タイ(2人)から出て3バーディー、ボギーなしの70と伸ばしたが、プレーオフに1打及ばず。悔しい3位となった。

 ☆15年フェニックス・オープン 第3ラウンドで63をマークして首位と3打差の2位に浮上した。最終日は13番のバーディーで単独首位に立ったが、直後の14番のボギーが響いて1打及ばず2位。

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