矢野「ベストフィニッシュ」2位 気迫見せた連続バーディー

[ 2016年2月8日 05:30 ]

最終日、18番でバーディーを決めガッツポーズで喜ぶ、2位となった矢野東

男子ゴルフツアー レオパレス21ミャンマー・オープン最終日

(2月7日 ミャンマー・ヤンゴン ロイヤルミンガラドン・クラブ=7218ヤード、パー72)
 首位と7打差の2位から出た矢野東(38=フリー)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算20アンダーの268で順位は変わらず2位で大会を終えた。池田勇太(30=日清食品)と永野竜太郎(27=フリー)が通算15アンダーで8位に入った。71で回ったショーン・ノリス(33=南アフリカ)が通算24アンダーで優勝した。

 18番で5メートルのバーディーパットを沈めるなど、最終日も伸ばした矢野が2位に入った。「自分の中でベストフィニッシュだと思う。良かった」と汗をにじませながら息をついた。海外の選手が上位に並んだ日本ツアー第2戦だったが、最後まで気を吐いた。

 7打差を追った最終日は1番でボギーを叩いたものの2番ですぐに取り返し、4、5番では連続バーディーを奪った。前半もたついた首位との差は一時3打まで詰まり「ワンチャンスいけるかな」と色気も出たが、8季ぶりの勝利には届かなかった。

 それでも、2位は10年関西オープン以来の好成績。ここ2年は10位以内もなくシード確保に苦しんでいただけに収穫は大きい。「また2カ月空くので、見つかった課題をしっかりやっていきたい」と4月の国内初戦で通算4勝目を目指す。

 ▼1位・ショーン・ノリス 自分のゴルフに集中した。この一年がより楽しみになった。シーズンの残りで、より高いレベルにいけるように頑張りたい。(7番から3連続ボギーも後半は立て直して逃げ切り)

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