女子48キロ級の近藤 連続技狙うも…痛恨の一本負け

[ 2016年2月7日 05:30 ]

 柔道グランドスラム・パリ大会は6日に開幕して男女7階級が行われ、女子48キロ級でリオデジャネイロ五輪代表候補の近藤亜美(三井住友海上)は初戦の2回戦でカザフスタン選手に一本負けした。近藤と代表の座を争う浅見八瑠奈(コマツ)は準決勝で3年前の世界女王、ウランツェツェグ・ムンフバット(モンゴル)に敗れ、3位決定戦も敗れて5位だった。男子73キロ級でロンドン五輪銀メダルの中矢力(ALSOK)と秋本啓之(了徳寺学園職)は準々決勝で対戦し中矢の脚取りによる反則負けで秋本が準決勝へ勝ち上がった。

 女子48キロ級の近藤は初戦で一本負け。開始直後は小外刈りから内股へと連続技を狙うなど積極的。「攻める柔道を見せて優勝することが大事」と話していた通りだったが、相手に対する投げが抜け、うつぶせになった隙を突かれた。上からかぶさった相手の絞め技に、たまらず畳を叩いた。今大会で優勝すれば五輪代表の座へ大きく前進できる状況だっただけに痛恨の敗戦となった。

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2016年2月7日のニュース