矢野「生まれて初めて」アルバトロス 後半チャージで2位

[ 2016年2月7日 05:30 ]

第3日、14番でアルバトロスを達成し、ガッツポーズして喜ぶ矢野東。通算16アンダーで2位

男子ゴルフツアー・レオパレス21ミャンマー・オープン第3日

(2月6日 ミャンマー・ヤンゴン ロイヤルミンガラドン・クラブ=7218ヤード、パー72)
 5位から出た矢野東(38=フリー)が14番でアルバトロスを奪うなど66で回り、通算16アンダーの200で2位につけた。67の永野竜太郎(27=フリー)が通算13アンダーの6位。ショーン・ノリス(33=南アフリカ)が61のビッグスコアをマークし、通算23アンダーで首位を守った。54ホール終了時点での23アンダーはツアー最多アンダーパー記録に並んだ。

 たまっていた鬱憤(うっぷん)をアルバトロスが全て吹き飛ばした。14番パー5、残り194ヤードの第2打。矢野が7Iを振り抜くと、ボールはカップに吸い寄せられるように転がって消えた。「生まれて初めてだよ」と本人は信じられないといった表情を浮かべ、思わず声を張り上げていた。

 トップが爆発的にスコアを伸ばす一方で、矢野は前半ではスコアを伸ばせずもどかしい展開だった。「バーディー3つ分(のアルバトロス)。そこから息を吹き返した」と勢いに乗ると、続く15番で2メートルのバーディーパットを沈め、18番は5メートルをねじ込みガッツポーズで締めくくった。

 首位とは7打差。「チャンスの残る位置。かみ合う人は10アンダーくらい出せるコース」と8季ぶりの4勝目を諦めるつもりは毛頭ない。

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2016年2月7日のニュース