敏京 再開後スコア落とす…9番痛恨ダボで8位後退

[ 2016年2月7日 05:30 ]

第3ラウンド、1番でティーオフ前に笑顔を見せる野村敏京

米女子ゴルフツアー・コーツ選手権第3日

(2月5日 米フロリダ州オカラ ゴールデンオカラ・クラブ=6541ヤード、パー72)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われたが、日没で全75選手が終えられず順延となり、6日に第3ラウンドの残りが行われた。2位で第3ラウンドに入った野村敏京(23=フリー)は通算5アンダーの8位。横峯さくら(30=エプソン)は通算1アンダーの26位、宮里藍(30=サントリー)は通算2オーバーの45位、宮里美香(26=NTTぷらら)は通算4オーバーの61位だった。リディア・コ(18=ニュージーランド)と張ハナ(23=韓国)が通算11アンダーで首位に並んだ。

 好調を維持する野村は前週の開幕戦に続いて最終組で決勝ラウンドを迎えた。「第3ラウンドは誰と回るのかな。楽しくできるかな」と話していたが、その相手は世界ランク1位のコと期待の若手・張ハナ。さすがに緊張気味だったが、コと談笑しているうちに柔らかさを取り戻した。1番はボギーとしたが、5番ではバーディー。コ、張ハナと1打差で6番を終え、競技を持ち越した。6日の競技再開後は8番でバーディーも、9番でダブルボギーなどスコアを落とし、8位となった。

 平均飛距離が250ヤードを超えるドライバーを武器に、第2ラウンドでは7バーディーを取って一気に浮上した。6日は最終ラウンドも含めて長丁場の戦いになるが、トップ選手を相手に持ち前の伸びやかなプレーを続けることができれば、上位を目指すことができる。

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2016年2月7日のニュース