「青木JGTO会長」秒読み 2度目ラブコールに“やってもいいよ”

[ 2016年2月5日 10:03 ]

JGTO会長就任に前向きな青木功

 日本ゴルフツアー選手会から日本ゴルフツアー機構(JGTO)次期会長就任を要請された青木功(73)が前向きに検討していることが4日、分かった。また、国内ツアー第2戦レオパレス21ミャンマー・オープンに出場している選手会の宮里優作会長(35=フリー)、横田真一副会長(43=サクセスプロ)はスポニチ本紙既報通り青木と接触した事実を認めた。

 青木のJGTO次期会長就任が濃厚になったと本紙が報じたこの日、関係者によると本人は「真摯(しんし)に前向きに検討している」と話したという。青木は4月の国内シニアツアー開幕に備えて米国内で合宿を行っている。

 また選手会の宮里優会長と横田副会長は1月に青木と接触して就任を要請した事実を認めた。

 宮里優は「青木さんには、海老沢さんが就任される前にも、お願いしていた。青木さんが、やってもいいという気持ちになったと聞いたので、選手会で話をしに行った」と海老沢勝二会長(81)が就任した12年以前にも就任を要請していたことを明かした。4年以上待ち焦がれた意中の人で、2度目のラブコールとなる今回は好感触があることも示唆した。横田は「海老沢さんの意思は尊重しないといけないが、青木さんにお気持ちがあるならやっていただきたいという話をした」と説明した。

 現在2期目の海老沢会長は3月で任期満了となる。3月4日に開催され、ほぼ全員がツアープロで構成される社員総会で理事を選任。その後、理事会を開いて理事の互選で会長を正式決定する。事前に青木が就任要請を快諾し、海老沢会長が禅譲の意思を固めれば、手続きはスムーズに進む。

 宮里優は「海老沢さんと青木さんで話してもらうのが一番いいと思う」と話した。水面下で進んでいた動きが表面化し「青木会長」誕生へ加速していくことになりそうだ。

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2016年2月5日のニュース