卓球日本代表“仮想リオ”虫よけ万全 北朝鮮戦で情報収集も

[ 2016年2月4日 05:30 ]

 卓球日本代表は仮想リオの虫よけ対策でプレ五輪に臨む。28日からマレーシア・クアラルンプールで開催される世界選手権団体戦の壮行会が都内で行われ、男女の日本代表が出席。前回東京大会の銀メダル以上を狙う女子の村上恭和監督は「普段から選手は暑い地域では虫に気を付けている。ただ、今回はブラジルのジカ熱のこともある。そういう意味では(本番を見据えて)注意が必要」と、蚊対策の意識を引き上げる考えを示した。

 東南アジアではデング熱などの蚊が感染経路となる病気の危険性がある。日本協会は同地域の遠征でしてきた虫よけスプレーの配布を今回も実施する。くしくもリオデジャネイロがあるブラジルでは蚊が感染源となって発熱などの症状を起こすジカ熱が流行中。五輪でも感染が危惧される。本番を意識して選手は小まめにスプレーをすることになりそうだ。

 コート内でも五輪を意識した大会になる。予選プール3戦目は強敵の北朝鮮と激突する。村上監督は「予選で当たって良かった。ここで情報収集ができる」と五輪への糧とする考えを明かした。

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2016年2月4日のニュース