シャンソン主審提訴問題で第三者委設立 再検証も視野に

[ 2016年2月2日 23:30 ]

 バスケットボール女子Wリーグで判定をめぐりシャンソンが主審を提訴した問題で、バスケットボール女子日本リーグ機構が第三者委員会を立ち上げることが2日、分かった。関係者によると、この日、都内で臨時理事会が開かれ、チームが主審を訴えるという前代未聞の法廷闘争の事態収束に向けて、再検証などを視野に入れた同委員会の設置が決まったという。

 シャンソンは昨年11月のデンソー戦で、同点で迎えた試合終了間際に相手ファウルでフリースローを得たが、デンソーの抗議もあって取り消され、延長戦に突入。試合に敗れたこともあり、男性審判員に対し、約3000万円の損害賠償などを求め訴訟を起こしていた。シャンソン側が提訴前から謝罪と検証を要求する中、同機構の西井専務理事が「提訴を取り下げてもらうしかない」と繰り返すなど平行線をたどっていたが、事態解決に向けて動きだした。

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2016年2月2日のニュース