五輪当確の福士、名古屋も出場 「無理は承知で」異例の挑戦

[ 2016年2月2日 17:39 ]

大阪国際女子マラソンで優勝した福士加代子=1月31日、ヤンマースタジアム長居

 リオデジャネイロ五輪の女子マラソン代表争いで1月31日の大阪国際女子に優勝し、代表選出が確実とみられている福士加代子(ワコール)が、選考最終レースとなる3月13日の名古屋ウィメンズに出場する方針を固めた。2日、ワコールの永山忠幸監督が明らかにした。

 約1カ月半の短期間で再び選考レースを走る異例の挑戦となる。永山監督は決断の理由を「日本陸連から確定と言ってもらえず、外れる可能性も数パーセント残っている。無理は承知だが、福士の名前が必ず残るようにしないといけない」と説明した。

 福士は大阪国際女子を日本歴代7位の2時間22分17秒で制し、日本陸連の設定記録(2時間22分30秒)を突破した。

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2016年2月2日のニュース