帝京大SH小畑「追いつきたい」日本代表先輩たちに胸借りる

[ 2016年1月31日 08:52 ]

降雨の中、31日のラグビー日本選手権に向けた練習で機敏な動きを見せるSH小畑健太郎

 大先輩たちに胸を借りる!31日のラグビー日本選手権(秩父宮)でトップリーグ王者のパナソニックと対戦する帝京大が、東京都日野市のグラウンドで最終調整を行った。先発するSH小畑健太郎(1年)は、パナソニックのSH田中史朗、内田啓介と同じ京都・伏見工高の出身。「正直、対戦はうれしい。気持ちで負けないようにしたい」と心待ちにした。

 とりわけ今回リザーブの田中には、小学校時代に所属していたアウル洛南Jrクラブで何度も指導してもらった。心に強く残っているのは「パンチパス。パスする際に右手でパンチをするように強く押し出すことが大切と教えられた」こと。中高6年間はSO専門で、昨夏SHにコンバートされながらも大学王者で正SHを張れるほどのプレーができているのも、この時の教えを実践しているからこそ。

 「(当時)田中さんからは“生意気だな”と言われてました」とオフピッチではおとなしい性格も、ホイッスルが鳴れば強気のプレーが売り。「2人は日本代表。追い付きたい」とチャレンジ精神むき出しで、下克上を成し遂げる。

続きを表示

2016年1月31日のニュース