野村 自慢飛距離で首位堅首 8アンダー悲願初Vへ「自信」

[ 2016年1月31日 05:30 ]

第2ラウンド、8番でバーディーを決め、笑顔の野村敏京

米女子ツアー ピュアシルク・バハマ・クラシック第2日

(1月29日 バハマ・パラダイス島 オーシャンクラブGC=6625ヤード、パー73)
 野村敏京(23=フリー)は6バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばし、通算8アンダーの138で首位を守った。同じく首位発進の宮里美香(26=NTTぷらら)は74と落とし、通算4アンダーで13位に後退。71の宮里藍(30=サントリー)は通算イーブンパーの46位、73の横峯さくら(30=エプソン)は通算2オーバーの69位で予選を通過した。79と崩れた上原彩子(32=モスフードサービス)は通算6オーバーで予選落ちした。

 首位を守った野村は「去年よりも飛距離が伸びているし、簡単にバーディーが取れる」と満足そうに振り返った。

 パー5の4番と7番でバーディーを奪うなど、自慢の飛距離を生かしてスコアを3つ縮めて折り返した。後半に入っても力強いショットを披露。11番パー5で第2打をグリーン手前まで運ぶと、13番では1Wでランも含めて300ヤード以上飛ばし、この2ホールでもスコアを伸ばした。 

 韓国人の母と日本人の父の間に生まれ、14年から米ツアー本格参戦。これまでトップ10に3度入ったが、優勝はまだない。野村を含め首位に3人が並ぶなど強豪たちとの混戦が予想される決勝ラウンドだが「楽にゴルフができている。決勝ラウンドも自信がある」と頼もしい。悲願の初優勝へ勢いと強気を保って挑む。

 ▼95位・上原彩子 チャンスでも駄目だった。パットの安定性を出さないといけない。(3パット2回などグリーン上で精彩を欠いて予選落ち)

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