貴親方ら300人がはさみ…豊真将 涙の断髪式「伝統伝える」

[ 2016年1月31日 05:30 ]

断髪式でハサミを入れる貴乃花親方

 右膝の大ケガにより昨年1月の初場所限りで引退した立田川親方(元小結・豊真将)の引退相撲が両国国技館で行われ、断髪式では貴乃花親方(元横綱)ら約300人がはさみを入れた。

 師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)に大銀杏(いちょう)を切り落とされると涙を浮かべ「気持ちの強い、昔ながらのお相撲さんを育てたい。相撲の伝統と正しい所作を伝えたい」と抱負を述べた。断髪前には2歳と4歳の2人の息子に土俵上で稽古もつけ「相撲界に入ってほしい。しこ名は豊真将もいいけど寺尾もいい」と夢を語った。

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