Ａ・マリー堅守で決勝　全豪初制覇へ２年連続ジョコと決戦

男子シングルス準決勝　ポイントを奪い、雄たけびを上げるアンディ・マリー

全豪オープン第１２日

（1月29日 オーストラリア・メルボルンパーク）
　男子シングルス準決勝は、第２シードのアンディ・マリー（英国）が第１３シードのミロシュ・ラオニッチ（カナダ）に競り勝ち、２年連続５度目の決勝へ進んだ。

　Ａ・マリーは堅い守備でじわじわと相手を追い詰めた。過去３勝３敗。１メートル９６の相手が放つ高速サーブとショットに押されてセットカウント１―２とされたが、徐々に対応。鋭いリターンで簡単にポイントを与えず、ラリーでは左右に打ち分けて揺さぶって５度目の決勝進出を決めた。全豪初制覇へ、昨年に続いてジョコビッチと争う決戦へ「ベストを尽くす。今回はこれまでと違う結果になればいい」と闘志を燃やした。